RC造住宅の断熱化①

RC造住宅の一部屋だけのリフォーム工事をすることになりました。
1階の和室を洋間に作り変える工事です。

しかし問題が…、
無断熱のコンクリートの打ちっぱなし住宅なのです。
暖かい部屋にしてあげたいのですが、色々考えなければなりません。


建築家の安藤忠雄の得意なコンクリート打ちっぱなし。
初期の作品には無断熱の建物もあるそうです。

そう、コンクリートの打ちっぱなしはカッコイイけど無断熱では大変厳しい冬の暮らしとなります。

まずは寒さ❄️、壁の温度はほぼ外気温に等しいので、
冷たい壁に体温を奪われてしまい、いくら暖房をしてもなかなか暖まりません。

そして結露💧。
室内で発生した水蒸気がコンクリート壁の表面で冷やされ結露してしまいます。
その為、内装のクロスや塗装などが剥がれたり、表面にカビが生えて見た目も、健康上も良くありません。

本来なら、外側をぐるりと包むように外断熱をするのが一番良いのですが、
リフォーム費用も高額になるので、なかなかできません。

建物の一部をリフォームする計画なので、やはり室内側で断熱するしかありません。

その際気を付けなければならないのが、断熱材の種類と湿気の対策です。
繊維状の断熱材は適しません。湿気によるずり落ちや性能低下が起こる可能性があります。

それ故、高性能な板状断熱材が良いと思います。
(本当はクローズドセルの現場発泡断熱材が一番良いのだけど、面積が少ないので今回は成形品で行きます、)
厚みがあると室内側が狭くなってしまうので、ネオマフォームが最有力候補です。

工事が始まったらまたレポートしますね。☘


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