研究を重ねて…Sanki Style ができるまでのヒストリー
換気システムの導入
外の空気を入れたいけど部屋が寒くなるので窓は開けられない。
静岡でも冬の4ヶ月間はそんな日が続きます。
しかし、換気をしなければ室内の空気は汚れたままになってしまいます。
冬の寒さが厳しい北海道では20年以上前からこの問題に取り組んできました。
当社もメンバーになっている新木造住宅技術研究協議会は、その取り組みの第一人者です。考え方はカナダの住宅と同じで、断熱と気密を徹底して行い、換気による熱ロスをなくす技術を提唱しています。
室温が快適でも、空気が汚れていては、健康に良くありません。
また換気によって室温が変化するのでは、せっかくの高気密・高断熱も意味がなくなってしまいます。
これを解決するために、特別な換気システム(詳細はこちら)の導入を決めました。
自宅の建築
ここまで追求してきた技術で私自身の自宅の建築を行ってみました。
その家に暮らしながら、各種の実測データをとり、期待通りの性能を満たしていることが確認できましたので、「サンキスタイル」と名前を付けて、これを当社の標準仕様とすることにいたしました。
私は元来理系の性格なので、何かするときは、問題点を整理して十分に検討してから行動に移します。ですから、大きな失敗をすることがありません。
自宅を建てる時も
「成功する」とわかっておりましたが、やはり、できあがって実測データを見たときは、とてもうれしく、今までの道のりを思って、感激いたしました。