算定内容を詳しくご紹介しますCO2 73.4%削減の根拠

CO2 73.4%削減の根拠を示します。
北海道で高気密・高断熱住宅の推進を行っている「NPO法人 新木造住宅技術研究協議会」にはQPexという、CO2排出量を算出できるソフトがあります。
そのソフトを使用して、CO2排出量を計算・比較して、算出しています。

NPO法人 新木造住宅技術研究協議会 QPex ・・・ 詳しくはこちら

比較した内容と結果

A  サンキハウス標準仕様の家B  従来の家
断熱仕様壁:HGW16k 90mm
天井:HGW16k 160mm
屋根:HGW16k 180mm
床:(基礎断熱)
押出ポリスチレンEⅢ 50mm
壁: GW10k 50mm
天井: GW10k 50mm
屋根: GW10k 50mm
床:ポリスチレンフォーム25mm
窓・玄関ドア仕様樹脂製サッシ
Low-E+アルゴンガス入りペアガラス
断熱ドア:H-5
〔K値:2.33W/m2・K以下〕
アルミサッシ単板ガラス
断熱ドア:H-1
〔K値:4.65W/m2・K以下〕
CO2排出量
(暖房のみ)
1053kg/年3951kg/年
CO2排出率
(従来の家と比較)
26.6%100%

*A・Bともに2×4工法で建築した場合・同じ床面積で計算・気候は静岡県の標準値を使用
*従来の家:西暦2000年前後に静岡市で一般的に建てられていた仕様
*略字の説明
HGW:高性能グラスウール断熱材
GW:グラスウール断熱材 10k:10kg/m3の密度がある
*B 従来の家の玄関ドアについて・・・当時のドアには断熱ドアがありませんが、計測数値が存在しませんので、現在の低水準ドアでの数値を使用
*CO2排出量に給湯や冷房システムは含まず

よって、CO2排出量が従来の家を100%とした場合に、サンキハウスの標準仕様の家が26.6%ですので 100-26.6 = 73.4%削減 ということになります。

 

参考 サンキハウス標準仕様の家と次世代省エネ基準の家

A  サンキハウス標準仕様の家C  次世代省エネ基準の家
断熱仕様壁:HGW16k 90mm
天井:HGW16k 160mm
屋根:HGW16k 180mm
床:(基礎断熱)
押出ポリスチレンEⅢ 50mm
壁:GW16k 90mm
天井:HGW16k 90mm
屋根:HGW10k 85mm
床:押出ポリスチレン普及タイプ25mm
窓・玄関ドア仕様樹脂製サッシ
Low-E+アルゴンガス入りペアガラス
断熱ドア:H-5
〔K値:2.33W/m2・K以下〕
アルミサッシ
ペアガラス断熱ドア:H-1
〔K値:4.65W/m2・K以下〕
CO2排出量
(暖房のみ)
1053kg/年2536kg/年
CO2排出率
(従来の家と比較)
26.6%64.1%

*A・Cともに2×4工法で建築した場合・同じ床面積で計算・気候は静岡県の標準値を使用
*次世代省エネ基準の家:次世代省エネ基準で静岡県の基準を計算上満たす家
*略字の説明
HGW:高性能グラスウール断熱材
GW:グラスウール断熱材 16k:16kg/m3の密度がある

*CO2排出量に給湯や冷房システムは含まず

CO2排出量が従来の家(B)を100%とした場合に、サンキハウスの標準仕様の家(A)が26.6%・
次世代省エネ基準の家が64.1%となりました。

サンキハウスの家は、次世代省エネ基準で規定されている静岡県で建てるべき水準より
さらに 64.1-26.6 = 37.5%削減できる家ということがわかりました。

計算結果詳細

計算結果詳細・・サンキハウスの標準仕様の家

計算結果詳細・・・次世代省エネ基準の家

計算結果詳細・・・従来の家

QPexで算出した詳細データです。PDFで別ウィンドウが開きます。