多ければいいって訳ではないのですが…、

以前に比べて基礎の作り方で変わった事があります。 それは、
計算によって地震時の引抜き力を考慮したホールダウン金物を設置することです。

地震の際、横に揺られると引抜きが起こる

以前(15年位前から)も、ホールダウン金物を設置していましたが、
基礎の形状に合わせて四隅と入隅に設置する程度で、4~5本(1棟)と言う状態でした。

しかし今、
当社の場合「らくわく」と言う日本ツーバイフォー建築協会監修の計算ソフトによって、
たて枠(柱)上下端の引張力の計算をしています。

これは、品確法で耐震等級3を取るための付帯条件になっている為に行っていますが、
耐震等級1(建築基準法そのもの)なら行う義務はありません。
(在来工法の建築基準法での柱頭柱脚の接合金物選定のN値計算とは違います。)

間取りの決定後、耐力壁線(耐力壁で囲まれた区画)を決め、基礎の検討を行ったら
この引張力の計算をします。

その計算結果とおりにホールダウン金物を設置すると、

写真に写っている部分は家の半分くらいですが、ここに7本のホールダウン金物があります。

この家には全部で10本のホールダウン金物が付きますが、家に角が多いとホールダウン金物が
集中するようです。

監督> ちょっと多くないですか?😢😢😢

私> 計算ソフトの結果通りに設置することでより安全になるのなら、いくら多くても頑張りましょう。☘️


▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

北欧のサマーハウスのような白いカバードポーチのある家

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家