連日の33℃超えでもエアコン1台全館冷房

西日本豪雨で被災されたエリアでは連日の猛暑日にも関わらず、
多くのボランティアの方が参加して復旧に尽力しています。

同じ時、エアコンで涼しい部屋の中で仕事をしている私としては不謹慎とも思うのですが、
もっと快適な家を求めて最新のエアコンや家の断熱・気密が光熱費にどの様に関係するのかをテーマに電力の「見える化」を進めています。

先のブログ記事「これもヘムスの一種かな」でお知らせした設備を導入してから三ヶ月たったので中間報告をします。

この電力計(カスタム社のクラウド型クランプ式無線電力計EC-50RF)は
パソコンやスマホのアプリで常時電力使用量を観察することができます。

 

同時にサマリを表示させる事もできるので、推移が分かるだけでなく
エアコンの省エネ性能の見極めにもなります。

日ごとの電力量を棒グラフで表示(6月と7月は現在まで)

上記グラフは6月と7月の日ごとの電力使用量を表しています。
6月の中旬まではエアコンを使用しておらず待機電力だけ、一日で0.7kw位の使用量でした。

6月後半から高温で湿度の高い日が出てきたので、床下エアコンを除湿のために運転しました。

7月に入って、2階の吹き抜けにあるエアコンで時々冷房するようになり、現在では床下エアコンによる除湿は止めて
2階の吹き抜けにあるエアコン一台で24時間運転の全館冷房しています。

 

また、グラフ上の棒グラフは一ヶ月の日単位だけでなく、
一日の時間単位での表示も可能なので、そのエアコンの最低電力使用量が分かります。

24時間付けっぱなしの場合、サーモの設定温度に達した時、エアコンは送風だけあるいは微弱の電力で運転を続けます。
そして室温が設定温度を上回った場合、微弱から弱運転に切り替わり電力使用量も若干上がります。

その段階が細かければ細かいほど省エネにつながる、制御の細かいエアコンと言えるわけです。

7月14日の時間ごとの電力量を棒グラフで表示

我が家のエアコンはダイキンの「S40VTAXV」14畳用の壁掛けエアコンです。
これ一台で42坪の家を丸ごと冷房しています。

上記棒グラフを見ると、最低が0.2kw/hで運転され、室温が設定温度を上回ると0.03kw/h位の細かさで
次第に上昇して行き、設定温度に達すると同様に下降するようです。

この日のMAXは0.7kw/hでした。時間当たり17.5円位の電気料金になる計算です。

古いエアコンならほぼ全て、新しいエアコンでも細かく電力使用量を変動させる機種ではないものも多く、
エアコンの機種選びは24時間運転するなら必須と言えます。なぜなら、月の消費電力に大きく関係するからです。

概ね、新しくてランクの高い機種は細かいサーモ運転をするようです。
ただし、ハウジングエアコン(外機一台で内機を数台接続できるもの)は細かいサーモ運転はしません。
これについては手痛い失敗をしています。(笑)

エアコン選びは意外と難しいのです。知識のある方に相談しましょう。☘
 


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