たかが10㎝、されど10㎝

こんにちは、渡辺です。

今年も花粉シーズンがやってきて早1ヶ月・・・。
風の強い日、花粉がたくさん飛散しているといった日には多少目が痒くなったり、くしゃみが出たり(とはいっても1日であっても2.3回)しますが今年もNO薬NO目薬で越せそうです。
昔は花粉症の症状がきつく、学校の卒業式、入学式など、校長が話しているときに豪快に鼻をかむ、目薬をさすなんて出来ずに我慢したりティッシュで鼻を拭いたり(もちろん鼻をかんでいないので気休め程度)、このシーズンの行事はあまりいい印象は残っていません。ただただ辛いだけ・・・。
なんも対策はしていませんが花粉に悩まされることなく過ごすこの季節は過ごしやすいです。

先週地縄を貼ってきましたー。先日地鎮祭をやってきましたー。
では終われないので今日は別のお話。
先週は2件既存のお客様のお宅にメンテナンスに行く用事がありました。
普段のメンテナンスではチェック箇所を確認してお施主さんに不具合、気になっているところを聞いて直したりしているのですが5年目のメンテナンスでは床下の点検項目が追加されることがあります。
今回2件とも5年目のお客さんで連日床下の点検を行いました。
基礎の点検を報告する前に・・・サンキの換気システムには大きく分けて2種類の換気システムを使っています。
1つめは床下に本体を設けるもの。
2つめは天井裏に本体を設けるもの。
設置個所が違うだけに思いますが潜って点検する身となってはえらい違います。
床下に本体を設ける場合
①本体機械の直上に点検口を設けてね。
②基礎の内法高さは○○以上にしてね。
などの約束があるので天井に本体を設ける場合より基礎の高さが10㎝ほど違います。
この10㎝が非常に大きい!!
基礎の内部はなんも配管がなくて見やすい箇所、配管が貼り巡っていて跨がないと向こうに行けない箇所など
状況は様々です。
今回は2件とも機械が天井に設けてあるものなんで内法高さが低く床下点検がなかなか大変なものでした。
まず点検口から体を入れるのに一苦労、入ってから配管を跨ぐのに体が引っかかる。などなど。
狭いからわかる10㎝のありがたみです。
だからといって点検しないわけにはいかないのでもちろん全部まわってきちんと見てきましたよ。
結果、2件とも蟻道もなく、問題なしでした。
シロアリがいないか気になるから潜りました。ってお施主さんはまずいないと思うので(よっぽどのもの好きで神経とがらせている人ならわかりませんが・・・。)この点検は大きな価値があると思ってます。
仮に被害があっても早期発見、被害を最小限に抑えれるわけですから。
点検する方はなかなか大変な作業ですがそれでお施主さんに安心してもらえるならやりごたえがあるってもんです。

10㎝って大きいですね。