工法が違えば同じ耐震等級3でも強さは違う
いきなり寒くなってしまいました。 寒暖差が激しすぎ!
でも、スキーシーズンに近づいているので、許します。😍
当社の住宅はツーバイフォー(2×4)工法の耐震等級3が標準です。
耐震等級3なんて当たり前なので、そう威張れたものではありませんが、
在来工法の耐震等級3とは別物なので、注意が必要です。
え、なぜか分からない?
それでは、「耐震等級」の定義をおさらいしてみましょう。
耐震等級には等級1~等級3までありますが、等級1はいわゆる「建築基準法」そのものです。
その建築基準法では「数百年に一度発生する大地震に即時に倒壊しない耐震性」とあります。
そして、耐震等級2はその等級1に対して1.25倍の強度。
耐震等級3は等級1に対して1.5倍の強度という事になっています。
そこで問題です。
工法が違うと耐震等級1に違いがあるか?
と言う疑問が生じてきますが、皆さんはどう思いますか?
木造と鉄骨、どちらも建築基準法ギリギリなら耐震等級1と考えられますが、
同じ間取りの建物を木造と鉄骨で作った場合、同じ耐震性能とは考えにくく、
もちろん鉄骨の建物の方が強そうですよね。
それなら、同じ木造の在来工法とツーバイフォー(2×4)工法ではどうでしょう。
ここでは、同じ間取りの家の壁量を在来工法とツーバイフォー(2×4)工法で比較してみました。
ツーバイフォー(2×4)工法には静岡といえども積雪条件が加算されますし、必要とされる壁量も多くなり、
(1階の壁量が、在来工法の19.8mに対して2×4工法は30mが要件となる)
在来工法の1.5~2倍の強度が、同じ耐震等級1なのに存在します。
という事は、
耐震等級3になると、在来工法とツーバイフォー(2×4)工法の強度差は2.25~3倍にもなるという計算になり、
同じ木造の工法で同じ耐震等級3ですが大きな差が生じます。
工法が違えば同じ耐震等級3でも強度に違いがある事が分かりました。😁
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