樋の取付方3タイプ

先日の渡邊のブログに書いてある樹木の件、私の家でも似たような事例が…😓

家を建てたときに植えたシマトネリコが大きくなりました。
良い感じに隣家との目隠しになっていますが、年に一度は植木屋さんに選定してもらっています。

悩ましいのは、斜め向かい家の敷地内で育っている別のシマトネリコ。
北側の狭~い所に生えていて、あれ、多分ウチのシマトネリコの種が育ったのかも🌱

風で飛んだ種の責任までは負えないし、他人の敷地に勝手に入って切ることもできません。
フェンスを押し壊しそうになりながら育っている木を見守るしかありません

場所的に切り倒すのも結構大変だと思います🌳
こうなる前に、皆様たまには家の周りをぐるりと見回りましょう。

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昨日インスタグラムに左官屋さんの樋工事の動画をアップしました。
実は私もじっくり見ていたことが無かった樋工事。
色々なパーツを少しづつ加工しながら組み立てていく工程が面白かったです。

1分とインスタにしては長いのですが、お暇なときに見てくださいね☺️

 

さてここで、樋ですが取り付ける際にデザインの余地があることをご存じでしょうか。
樋がどうついているか、なんて自分の家でも覚えてないのにデザイン⁉️

タイプ1

一番曲がりが少ない。シンプルな取り付け方です。
横樋と竪樋を繋ぐ斜めの樋がまっすぐに竪樋に繋がっています。
斜めの樋が目立ってしまうのですが、樋の役割から考えるとこれが一番樋の仕事をしてくれます。

タイプ2

上のと似ていますが、斜めの樋の勾配をできるだけ緩くして、壁際で下に向けています。
集水器の位置を竪樋と同じ、外壁より外側にしなくてはいけないので、横樋が長くなります。

 

タイプ3

タイプ2の応用で、下屋を支える腕に沿って斜めの樋をセットし、
壁際で一度外側に振って、さらに下に向けています。

集水器をより内側に取り付けられるので、樋自体も少しでも短くできます。
今回のお家は樋が一番目立たないこのパターンにしました。

曲るところが多いので、万が一何かが詰まると分解しないといけないのかもしれませんが、
まぁ、そういうことはめったに起こらないでしょう。

 

お施主様もどう取り付ける、なんて考えてもいなかったのですが
いざ聞かれるとご夫婦で「どう?どれ?こっち?あっち?」としばしご相談されていました🤔🤔

どのタイプが一番多いのかというと、実は下屋の場合は「取り付けない」なのですが、
取り付けるなら、こんなところもこだわって取り付けたいですね☺️
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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター