ツーバイフォーのすすめ【マニアック】
コロナ禍も3年が過ぎ、ようやく終息の兆しが出てきました。
5月のゴールデンウィーク明けには、感染症法の5類に移行する事も決まりました。
コロナ禍中に住宅業界で大変流行った現象があります。
それは、住宅ブロガーの躍進です。
色々な専門家が出てきた中で、私も大変参考にさせて戴いた建築ブロガーに構造塾があります。
こちらの先生ですね。
久しぶりに過去の動画を覗いてみました。
今も新しい動画を発信中ですが、表示回数の多いのは過去のモノです。当たり前か!
「さすが、簡潔に分かりやすい説明でためになるね。」
とか
「ちょっとしゃべり方が独特で面白い。」
とか、感じながら見ていると、「おや!」と思う解説に出くわしました。
以前に何度か見た動画ですが、その時には気が付かなかった内容です。
【マニアック】な内容なので、悪しからず、
在来工法も2×4工法も壁で建物を支えます。
(在来は柱だよっていう人がいるかも知れませんが、
筋交いなしでは成り立ちませんので、やはり壁で支えます。)
壁には釘や合板の有無で壁倍率の違いがそれぞれありますが、
同じ倍率(動画では倍率2と言ってます)で比べた場合、
2×4工法の壁の方が在来工法の壁より強いと言ってます。
(17分20秒~あたりで喋っている内容をご覧ください。)
同じ長さの壁があった場合、2×4工法の壁の方が耐力がある。
どれほどの差があるのか述べてませんが、壁の質(強さ)が違うと言う事ですね。
この動画でも解説している事に2×4工法ではプランニングルールがあります。
そのルールに沿ってプランを作ると壁や窓がバランスよく配置され、
地震に強い間取りが自然に構成されるようにプログラムされています。
それと共に耐力の元となる壁の量も2×4工法(建築基準法)の方が多いのです。
同じプランで家を建てた場合、2×4工法の耐力壁の方が多い。
質(耐力壁の強さ)と量(耐力壁の長さ)共に勝っている2×4工法。
耐震等級3はそれぞれの等級1の1.5倍の強さ(壁量)があるのだから、
2×4工法の耐震等級3は在来工法の等級3より相当強いと言えるって事ですな。
これから大いに使わせて戴きます。☘️
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