別バージョンで日当たりシミュレーション
前回の蓄電池vs売電のブログで間違いがありました。
売電の価格が下がるように書いてしまいましたが、
一度決まった売電価格は10年間変わりません。
どの道、蓄電池はまだまだ高額なので補助金を利用しても電気料金で元を取るのは難しそうです。
地球の未来を思う気持ちと、災害時の保険と、数年後のV2Hと組み合わせ。
これらが自分にとってどれくらい重要なのか、を考えてみる必要がありそうです。
🔆 🔆 🔆
サンキハウスではお客様からのご要望に応じて日当たりシミュレーションを行うことがあります。
今回はお客様宅の高めの塀が家の日当たりを遮っていないかの確認作業がありました😊
これは外構屋さん案件ですが、今回は建物の移動もあり得るのでサンキでもやってみましょう。
(お客様の敷地、広~いのです。羨ましい。)
建物を建てるときには、周りの建物の日当たりを考慮して高さや配置に制限がありますが、
弊社が主に建てている2階または3階建ての個人住宅では、だいたいクリアできるものです。
でも、マンションや商業ビルなど大きな建築物の場合は細かく検討図面を描くのでしょうね。
そんな時に使える機能が弊社で使っているJW_CADにもついています。
このところのシミュレーションでは「ホームズ君」を使っていましたが、
今回はJW_CADに挑戦してみます。
日陰図という機能を使うのは初めてですが、今回の課題は高さ2mの壁というシンプルなものなので
割と簡単に図面にすることができました。
これはなかなか面白い機能ですね🤗
せっかく覚えた機能なので普段気になっていることを図面化してみることにします。
❓北側道路の時、どれくらい南側を空ければ日当たりが良くなるのでしょうか❓
先のお客様のように広い敷地は静岡市内ではレアケースなので、もう少し現実的に。
南側に隣家があるとして、敷地から4.0m離せば日当たりは良いのか?ということにします。
まずは冬至の日陰図。
南側の家が作る影を時間ごとに表しているのですが、
これを見ると望み無し、一日中影になっているような気がします💦
続いて日陰壁面図。
平面で見えた影が壁のどのくらいの高さまで来るかを示しています。
小さい10:00とか12:00の線は「この時間はここまで影」を表しています。
1階は午前中は日陰ですが午後は西の方からだんだん日が入ってきます。
2階は10時には日が差してきます。吹抜けがあれば午前中も1階を明るくできそうです。
平面の影だけ見ると絶望的でしたが、実はそう悪くも無いと感じました☀️
ホームズ君の場合は日当たりを3Dで確認できる良さがありますが、
CAD図面とは別の図面を作成しなくてはならないので正直手間もかかります。
JW_CADの場合は立体ではありませんが、描いている図面がそのまま使える手軽さがあります。
場面に応じて使い分け、お客様のご要望に役立てたいです😊
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