中古住宅の建材

昨日やようやくGoTo イートポイントを理解しました。
ただお店に行って食べるのではなく、
グルメサイトやアプリから事前予約してから行くのですね。

予約するにしても自分がよく行くお店全てが
一つのサイトにまとまっているわけではないので、
どうしても2、3のサイトに会員登録することになります。

どのサイトにもパスワード地獄が待ち受けていて、
登録すればプロモーションメールがばんばん送られてきて、
面倒くさいことです😓

🍜     🍜     🍜

先日の火曜日は3年に一度の建築士の定期講習会でした。
9:30~16:30の講義の後に1時間もかかるテスト付‼️

簡単なテストだから誰も落ちないのが定説ですが、
もし私だけ落ちたら?と妙にドギマギしてしまうものです。
結果は1カ月後です。

講義の中で石綿(アスベスト)の問題が出てきました。
折しも先日お打合せをした中古リノベーションでもこのことが課題になりました。

アスベストは耐熱性や保温性に優れている建材として
早くは昭和30年代中ごろから屋根材や外壁材に使われてきました。

現在では発がん性など健康に有害なことがわかり使用禁止ですが、
製品によっては平成15年製造のものまで法規制を受ける量のアスベストが含まれています。

平成15年というと17年前。
現在築17年くらいの家が全て老朽化して建て替わるまで、
もう20~30年間、中古住宅の解体にはアスベストの問題が付いてくる可能性大です。

古い家の解体工事は普通は重機を使ってざくざくと壊していきますが、
アスベストが含まれている製品は乱暴に扱えません。
アスベストの粉塵が飛び散ると大変危険だからです❌。

まずは解体の届け出をし、粉塵飛散防止対策をし、
屋根材も外壁材も一枚一枚丁寧にはずすので手間がかかります。
すなわち解体費がよけいにかかってしまいます💴。

空き家問題が言われる中、新築ばかりではなく
中古住宅を買ってリノベをして住むのも良い選択肢ですが
使われている建材を確かめないと、後々大きな費用がかかることになるかもしれません。

アスベスト入の建材も発売当時は、新しく使い勝手の良い建材として
誰もがこぞって使ったことと思います。

住宅の建材資材は長期にわたって使われることを考えると
安易に新しい建材に飛びつくのではなく、
製造から廃棄までの過程で安全性に実績がある建材を選んでいかなくてはなりませんね。

📝     📝     📝

さて、どうして私がアスベストにこだわるのか❓

講義のテキストには
「住宅のアスベストを解体するときは粉塵の飛散防止に努めなくてはならない」
といような意味の一文がありました。

テストの問題は
「住宅の新築にアスベストを使うときは粉塵の飛散防止に努めなくてはならない」、⭕️か❌か?
素直に、新築ではなく解体で飛散防止だから☓、とすれば良かったのです。

なんですが、
「新築では使ってはいけないんだよね??」
「でも☓にしちゃうと万が一、新築でアスベストを使うときは乱暴に扱って飛散させても良いことになる?」
「いや、飛散はダメでしょう。ってことはこの問題の答えは〇?」
考えすぎて〇にしてしましました。

きっと間違えましたね👎。
こんな当たり前な問題を間違えたので、更新不可を恐れています😭

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター