外気が入ってくるところは?

お休みにGoToトラベルで京都に行ってきました。
外国人観光客がいないことに加え、まだ紅葉には少し早いのでとてもすいていました。
有名どころの寺院の庭園でも自分のペースで見て回れるし、
今ならではの「特別公開」もあるので、満足感が高いです。

もっと若い頃に行った時よりも「京都っていいところだな」と思いました。
歴史の教科書に載っている建物や人物をリアルに感じます。
ちゃんと歴史勉強しておけばもっと楽しいかっただろうなぁ…、

いや、今からでも遅くない、歴史の本を読んでまた行きましょう。

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このところ社内で話題になっているのがガス乾燥機の「乾太くん」です。
乾太くんは電気と比べて圧倒的に乾燥時間が早い、生乾きの嫌な臭いがしない、
洗濯物がふんわりと仕上がる、との口コミが多く人気があります。

弊社のお客様でも設検討されることも度々ありましたが、
オール電化との相性は良くないので去年までは実際に設置に至ることはありませんでした。

しかしながらここにきて設置工事が続いたので、乾太くんの仕組みについて少し詳しく調べたところ
困った事実がわかりました😟

排湿ダクトです。

この排湿ダクトは直径8センチもしくは10センチで、乾太くんの庫内から直接外に続いています。
乾太くんの本体は密閉されているわけではないので、
運転していない時は、外からの空気がこの排湿ダクトと本体の隙間を通じて
部屋の中に入ってくるということになります。

これは、サンキハウスにとっては大問題です。
高気密・高断熱は家の性能として弊社が一番力を入れているところです。
毎回、大工さんや監督が地道な緻密な作業で家中の隙間をつぶしてC値=0.2や0.3を実現しているわけですが、
乾太くんの穴一つがその作業を台無しにしてしまうわけです。

メーカーの担当者さんにも聞いてみましたが、通じている穴を防ぐには別売りのダンバーを取り付けるしかなく、
取り付けたとして気密ダンパーではないので空気の流入は防げないとのことでした。
乾太くんのご希望があったら、この点十分ご説明しなくてはいけません。

ところで、そう考えるとキッチンや浴室の換気扇はどうなのでしょう❓
ダンパーは付いていますが、やはり密閉はされていません。

引違いの掃き出し窓はどうなのでしょう❓
引き違うために隙間があることは構造見学会でもお伝えしている通りです。

「どこでも使っているものだから」と疑問を持たずに使っていた器具や設備ですが、
家に穴を開けているのは乾太くんだけではないようです。

浴室の換気扇については社長のブログのような方法があります。
キッチンの換気扇は富士工業株式会社の室内循環フードがあります。
引違いの掃き出し窓に代わってテラスドアや片引き戸窓を使うことができます。

当たり前は本当に当たり前なのか、もう一度考えてみる必要がありそうです。

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