契約書の名前

なんとなくお休みが多いこの秋。
10月は体育の日にからんだ3連休や、22日の即位の礼。
11月は文化の日と振替休日に通常のお休みも加わってなんと4連休です。

お休み自体はホッとしますが、週末にお打合せがあるし…

私が休んでいる間にいつのまにか図面やお見積もりができていれば良いけれど
仕事は溜まったまま私の出社を待っていてくれちゃうので
長いお休みも良し悪しです📐

働き方改革でお休みを増やすことを求められていますが
それなら一層効率よく仕事をしなくてはなりません。

効率も大事だけれど、プランを考えている時は
あーしようかな、これはどうだろう?とアレコレやっているうちに
いいアイデアを思いつくことも良くあります。

その辺のバランスが難しいところです🤔

💰     💰     💰

お家を建てる時に割と早い段階で考えなくてはならないのは
土地や建物を誰の名義にするか❓です。

土地から買う場合、買いたい土地が決まって2週間程度で契約となるので
どなたの名前で契約をするのかをすぐに決めなくてはなりません。

土地や建物の契約書に名前が有るか無いかで
もしかしたら贈与税を払うことになってしまうかもしれません⁉️

土地や建物の権利や持ち分を登記するときには
登記の理由となる契約書が必要です。

その契約書に名前があるということがすなわち
土地や建物の代金を払う人=持ち分を持つ人となります。

もし契約書には夫の名前しかないのに
実際は妻が自分の貯金からもお金を出すと
夫が払うべきお金を妻が夫にあげたことになるので「贈与」です😲。
とても高い「贈与税」の対象になってしまいます💦。

逆に契約書は夫婦連名なのに、実際は夫だけで全ての資金を住宅ローンで払うことにすると
お金を払っていない妻が土地や建物の持ち分を持つことになるので
夫から妻への「贈与」です。

夫婦一緒に貯めてきたお金の話なのに贈与なんてあまり馴染まない気がしますけど
基本ルールは「お金を出す人が、契約書に名前を書いて、出したお金の割合で持ち分を持つ」です。
適当に決めて後から面倒なことにならないようにしましょう。

ただし、契約をしたら後からの変更は絶対無理なのかといえば、そうでもありせん。
契約書に訂正印をベタベタ押すことになってしまうので安易な変更は良くありませんが、
どうしても事情が変わったらご遠慮なくおっしゃってくださいね😄

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター