北欧スタイルに憧れて
当社で建てたOB様の住み心地のレポートです
『好き』だけをぎゅっと集めた、北欧デザインが満載のお家
「住まい体感インタビュー」の第2回目は、清水区のSN様邸。
白い塗り壁に、本場スウェーデン製の木製窓と玄関ドアが素敵な北欧スタイルのお住まいです。
実際に暮らして3年6か月というSNさん。
『北欧の家ってどんな感じ?』
『長く住んでみての実際の住み心地は?』
などなど、気になるところを伺いました。
家づくりのきっかけは
ほかのメーカーさんは一切見ていないですね。最初からサンキさんに決めて、土地から探して頂いたんですよ。
SN様ご夫妻がこのお住まいを建てたのは、平成23年7月30日でした。
「もともと私が家の本を見るのが好きだったんです。」と奥様。
「いろいろなテイストの家が載っている本を見ていて『これ、いいな』と思ったのが全部北欧の家だったんですね。その時に、自分が北欧の家が好きだって気づいて。」
サンキハウスさんとの出会いは、偶然通りかかった見学会がきっかけだったとか。
「もともとサンキハウスさんがあるのは知っていたんですけど、不動産屋さんに行った帰りにサンキさんの住宅見学会の前を通りかかって。それがきっかけでした。」
他のメーカーさんは訪ねましたか?という質問には、旦那様と奥様が声を合わせて、
「見ていないですね。」と。
「北欧風の家を作ってくれるところって静岡では聞いたことないな、と思っていて。『木の家』というのはよくあるんですけど『北欧の家』と言うのはなかなかなかったんです。」
家づくりの時にはいくつかのメーカーさんを見てから選ぶ方が多い中、SNさんご夫妻はサンキハウスさんの住宅のデザイン性と機能性を見て、ここしかない、と決めていたそう。
「新築見学会で『北欧の家』って書いてあったので、ここがいい、と。」
なるほど、サンキハウスさんはSNさんご夫婦の好みとぴったり合う工務店さんだったんですね。
冬の温かさは抜群!しかも夏は涼しい!
北海道の住宅と同じ仕様の住宅をどのように体感しているか、伺ってみました。
「1階はエアコン1台、あれだけで温かいですね。」と奥様がリビング奥のエアコンに目をやりました。
エアコンは20畳対応のもので、玄関を入ってすぐにリビング、という間取り。
玄関とリビングの間には扉があり、普段はペットが出ないように閉めているとのことですが、そこを開けていても暖かさは変わらないそう。
2階へ上る階段を仕切る扉はありません。
旦那様からも「普通は玄関からの冷たい空気が入ってきますよね。でも、これ1台で風呂まで温かいですよ。」とのこと。
お風呂はリビングの階段横に設計されていて玄関とも近いので、寒くなりがちかと思いましたが・・・
「お風呂に入る時にも、扉は閉めないで入っちゃうけど、温かいですね。床も【基礎断熱】で冷たくないので、子供も旦那さんもスリッパははきません。」と奥様が嬉しそうに言いました。
以前お住まいだった奥様のご実家は、とにかく寒かったとのこと。
「実家はとにかく寒くて、暑くて。夏はエアコンで最高に冷やしても、それでも『暑い、暑い』って。」と旦那様。
奥様も当時を思い出して、
「冬は寒くて、家の中で息をはくと白くなってたね。」と笑いながら。
「ここでは真冬でもそれがないし、朝起きて暖房を付ける時、室内温度が16度くらいはありますよ。温度設定も23度位にしていて、暖房、冷房を切り替えるだけ。今まで温度の設定は変えたことがないですね。そういうところがいいんです、住みやすくて。」と、旦那様もとても満足そうです。
では、『冬が温かいなら、夏はすごく暑くなるんじゃないの?』と質問しましたが、旦那様からは意外な言葉が。
「外に比べたら家の中の方が涼しいんですよ。」
奥様もお勤めしているので、全て閉めきって出かけるというSN様邸。
以前お住まいだった奥様のご実家では、外気と室内温度は変わらなかったようですが、この家では、
「帰ってきてすぐ窓全開、ということはないですね。」とのこと。
また、2階の天井は屋根勾配に沿った高い天井で、エアコンの効きが悪くなるのかな、と思われましたが、
「寝るだけの部屋だけど、そんなに寒くないし、2階のエアコンつけないよな。階段に仕切りがないので1階の温かさが2階に行くのかな。夏は付けますけどね。」と旦那様。
北海道住宅と同じ性能の快適さを十分に体感できているようです。
室内物干しと換気システムが大活躍!
SN様邸には、リビングに室内物干しがついています。
「毎日フル活用なんです。ほとんど仕事に行っていて帰りも遅いから、いい天気でも室内干しなんですよ。寝室にも短いタイプのものを付けたので、両方で大丈夫。」と奥様。
「そうだよな。換気システムのおかげがわからないけど、すぐ乾くんだよね。生乾きがないし、嫌な臭いがしない。」と、旦那様も【ダクト式セントラル換気システム】の効果を実感しているようす。
以前のお住まいでも室内干しだったとのことですが、
「なんか匂うし、それに乾かないんだよね。ここはそれがないんだよね。」と、旦那様が奥様に話しかけると奥様も嬉しそうに頷きます。
そして、これは実際に住んみないとわからないこんなお話も。
「パンがかびないんですよ。」と、奥様。
すると、旦那様も続けて、
「そうそう、ほんとにかびないんですよ!」と笑顔で話してくれました。
「実家だとすぐかびちゃうのに、カピカピにもならなくて。換気システムのおかげなのかな。」
「ほかの住宅広告にパンがかびないって書いてあるのを見て、もしかしてうちもかな、すごいねって話になったんです。」と、ご夫婦ともとても楽しそうに。
スウェーデン製の木製窓
外観のアクセントにもなっているスウェーデン製の木製窓についてはいかがですか?
「これ、三重ガラスになってんだよね。」と旦那様が言うと、奥様が、
「外でサイレンが鳴っても聞こえないんです。うちだけ逃げ遅れるかもって思ってるくらい。」と笑いながら話してくれました。
JRの線路も近いSN様邸ですが、その音も日中は気にならないそう。
「これ、窓が回って外側が内側にくるので、ペンキが塗りやすいんです。」と、実際に回して見せて頂きました。
取り付けの際には大人3人がかりで持つと、いうくらい重たいしっかりした作りの窓ですが、開閉はとてもスムーズ。
「夏は虫が多いのであまり開けないんですけど。」
それでも換気システムのおかげで空気が滞ることはなく、ウイルス性の風邪が蔓延しやすい真冬には特にありがたい機能かもしれません。
伊豆川社長のお話では、
「日当たり重視で、窓を大きくして壁が少ないっていう家があるんですけど、この家は壁を残しておいてあるので飾り甲斐がありますね。壁を残した方が構造的にもいいですしね。」とのこと。
「窓は日射熱を入れるので、寒い家に住んでいる人は南側に窓をたくさん望むのですが、逆に夏は暑くなってしまうんですよね。明るさの為に必要ではあるんですけど、寒くなければ窓をそんなに多くする必要はないですよ。」
その場の全員が納得でした。
気密と換気のバランスが整った住宅は、様々な面で無駄を省いてくれるんですね。
お気に入りに囲まれる幸せ
北欧デザインが大好きな奥様。
リビングはラバーウッドの無垢材を使用した、明るい色調のフローリング。
木調のunicoの家具やMarimekkoのテキスタイルでまとめたおしゃれなお住まいです。
「サンキさんのイベントに出るたびにものがちょっとずつ増えて行って。」と奥様が楽しそうに話し始めました。
「ガーランドもサンキさんのイベントで作らせて頂いたんです。」
1階の中心にはウッドワンのキッチンが。
最初は鏡面素材の白いキッチンを入れる予定だったのですが、
「偶然ショールームを見に行って『これがいいよ』って。」と旦那様。
新築当時と比べて扉の色が飴色に変わってきたとのこと。
経年変化が味わいとして楽しめるのも木製ならではですね。
「窓枠も気に入っているし、寝室も子供部屋も壁の色を変えたところとか。
トイレの壁紙も結構好きです。
全部同じ値段の壁紙で、しかも北欧風のを探してきてくれたんですよ。」と奥様。
子供部屋や寝室も、一面だけ壁紙の色を替えておしゃれな印象に。
そして、主婦が気になる家事導線もきちんと考えられています。
キッチンの周りを回遊することが出来るSN様邸。
階段下を利用したパントリーに、玄関から直通で行けること、そのままキッチンを回ってリビングに入れるので大変便利だそう。
「カウンター式のキッチンなんかだと良く目が届くって言いますよね。
でも子供もそんなに小さくなかったので、これなら子供たちを見ながら作れるし。」
しかも、キッチンの壁には、建築士さんの提案で穴が開いています。
「この穴が好きなんです!圧迫感がなくなって。子供たちがお風呂に入っているのもここから見えるんですよね。この穴がないと仕切られちゃう感じですけど、ちょっと見えるだけで全然違いますよ。」
奥様が楽しそうに話してくれました。
このほか、階段にも遊び心あふれる穴が開いていて、お気に入りの雑貨を飾るのが楽しみなんだとか。
こうすれば良かったところと、これから建てる方へのアドバイス
家づくりで心残りはありますか、という質問には旦那様が即答でした。
「家の中はないな。」
奥様は、毎日使うのキッチンのことが気になるご様子で、「その対面キッチンをカウンターにしたらどうなんだろう、と考えたことはありますね。それと、一階にPCを置くスペースが造り付けであったら良かったかなって。寝室の書斎スペースは友達には好評ですが、もっぱらみんなでリビングにいるものだから。あまり使わないので。今は、和室でPCを使うんですけど、プリンターも常におけるようになっていたらな、って。」
続いて、これから建てる方へのアドバイスを、と伺うと、まずは奥様が笑顔で答えてくれました。
「そうですね、作りたい家ってそれぞれですからね。私は自分が好きなものに囲まれるとすごく幸せだから、その人たちの居心地が良くなるものを集めたらいいんじゃないかな。きっと、サンキさんは要望をたくさん聞いてくれると思うので。」
SN様ご夫妻は、本などの資料を持参して相談したそうです。
「ハウスメーカーだと営業的で事務的な印象だけど、サンキさんはアットホームで行きやすかったです。いろいろな相談にのってくれるし、とても話しやすかったので。」と旦那様。
奥様も、
「好みも知っていくれていて、お店にも行きやすいし。何より近いからね。」
と。
リビングでお絵かきをしている息子さんの頭をなでながら旦那様がこう言いました。
「休みの日には、このへん(リビング)で家族みんなごろごろしている時間が多いんです。快適なんですよ。」
奥様も、
「やっぱおうちごはんかなって(笑)」
「わざわざ外に食べに行きたいって言わないなあ。ショピングモールとかに涼み行くっていう人もいるんですけど、ここで十分ですからね。あったかいし、涼しいし!子供たちも『えー、うちでいいよー』って言うんですよ。」と、とても幸せそうに話してくれました。
この間も、『サンキさんのイベントで作った木製テーブルが保育園で好評で、』 『ウッドデッキを作るとしたら、』とお話が尽きないご様子のSNさまご夫妻。
お話を伺った中に、奥様のこんな言葉がありました。
「作っているときにサンキさんから『広ければいい家ってわけではないですからね。』って言われて。ああ、そうなんだ、って。」
どんな家がいい家なのかは一人ひとり違うと思いますが、少なくとも住んでいる人が満足できているかどうかは大切なこと。
家を建てた後もこうして良いつながりが続いていくのは、サンキハウスさんで建てたからなのでは、と感じた取材でした。
(文責/ワタナベ ユキコ)