サンキハウスの耐久性

「世代を超えて快適に暮らせる、長持ちする資産としての住宅」

木造住宅が長持ちしないと言われる最大の原因は木材の劣化です。サンキハウスでは、腐朽菌やシロアリの被害を防ぐため様々な取り組みを行い、長期間にわたって快適な住環境を提供しています。

湿度管理と結露防止の技術

住宅の寿命を縮める原因のひとつである結露は条件に当てはまればどのような住宅でも発生します。サンキハウスでは丁寧な気密施工と精密な結露計算により、結露の発生を抑制。冬型・夏型結露の両方に対応し、建物内部の構造劣化を防止します。

冬型結露

冬に室内の暖かい空気中の水蒸気が壁や天井内部に侵入し、冷たい外気に触れることで発生する結露現象です。特に、気密性が低い住宅では室内の湿気が壁内に入り込みやすく、温度差のある場所で冷やされ水滴となり結露が発生します。

夏型結露

夏の高湿度な外気が住宅内部に入り込み、室内の冷えた空気と触れることで発生する結露現象です。冬型結露とは異なり壁や天井など建物の目には見えない構造内部で発生するため、気づかぬうちに構造体が腐朽し、建物の耐久性が大きく損なわれる原因になります。

丁寧な気密施工で冬型結露を防止

サンキハウスでは、冬型結露を防ぐためにC値0.2㎠/㎡という高い気密性能を実現しています。高い気密性能を確保することで、湿気が壁内に侵入するのを防ぎ、冬型結露の発生を抑えます。

結露計算で夏型結露を防止

サンキハウスでは、この夏型結露を防ぐために全棟で結露計算(室内外の温度差や湿度を基に、結露が発生するリスクを予測する計算手法)を実施しています。結露条件を明確にし室内環境を適切にコントロールすることで、夏型結露の発生を未然に防止します。

シロアリを防ぎ長期的に資産価値を守る

木造住宅にとって、シロアリは建物の構造に深刻なダメージを与える脅威です。シロアリは短期間で木材を食害し、住宅の強度や耐久性を急速に損ないます。サンキハウスでは、基礎工法と防蟻処理の二重の対策によりシロアリ被害から住宅を保護し、長期的に資産価値を維持します。

シロアリを寄せ付けない基礎工法の工夫

一般的なベタ基礎では、基礎を二度に分けて施工するため、耐圧盤と立ち上がり部分に『打ち継ぎ』という隙間が生じます。この隙間がシロアリの侵入経路となり、住宅内部に侵入するリスクが高まります。サンキハウスでは、この問題を解決するためにベタ基礎一体打ち工法を採用しています。耐圧盤と立ち上がり部分に隙間が生じることなく、シロアリの侵入を物理的にシャットアウトします。

環境にも配慮した防蟻処理

サンキハウスでは、防蟻・防虫・防腐材としてホウ酸系防蟻剤を使用しています。ホウ酸は自然由来の無機物であり、シロアリや腐朽菌に対する優れた効果を持ちながら、人体やペットに対して無害であり安全性が高いのが特徴です。ホウ酸は揮発性がないため、一度処理を施すと半永久的に効果が持続し、再処理の必要がほとんどありません。環境への負荷を抑えながら住宅の耐久性を高めます。

長期優良住宅を標準化

サンキハウスの住宅は、標準仕様で長期優良住宅に対応しています。これにより、住宅の資産価値を長期間にわたり維持し、快適な暮らしを実現します。

スクロール
長期優良住宅の基準認定条件SankiHausの家
耐久性に優れている劣化対策等級
最高等級3
最高等級3
耐震性に優れている耐震等級
等級2以上 ※1
最高等級3
維持管理・更新が容易である維持管理対策等級
最高等級3
最高等級3
省エネルギー性が確保されている断熱等性能等級
等級5以上

一次エネ消費量等級
最高等級6
最高等級6.5


最高等級6