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設備の標準仕様見直し中
今日は近くの小学校の入学式だったようです
毎年入学式の頃は葉桜だったりしますが
このところの寒さで今年は珍しく花の下で記念撮影もできたことでしょう。
春になると住宅設備の各社がバージョンをアップしてきます。
設備が変わると「標準仕様」見直しという作業をしなくてはなりません。
水回り設備の標準仕様、よく聞く言葉ですが何でしょう？
サンキハウスは完全自由設計なので、
およそ世の中に存在するものなら何でも取り付けられることになっています。
でも、キッチン一つとっても何社ものメーカーがいくつかのシリーズを出していて、
選べるパーツと選べないパーツがあり、
お客様がふらりとショールームに行っても一体何を見て良いのか…
お打合せにもとても長い時間がかかってしまいます。
そこで、あらかじめ設備メーカーさんとサンキハウスで
「多分お施主様が選ばれるだろう」と思われるセットを作っておきます。
これが標準仕様です。
お施主様にとっては標準の組み合わせから「要、不要、追加」と選択をしていけばよいので
ショールームでのお打合せ時間を少しでも短縮できます。
要らないものまで買わされる、という心配もありません。
メーカー側も設備の集約とショールームの効率アップになるのでコストダウンでき、
その分を「お値引き
」ということでお施主様に還元しています。
標準が１社だけではお施主様もご満足できないと思うので
サンキハウスは３社で標準仕様を作っていますが選定作業もなかなか大変です。
まずは人気アイテムはどれなのか。
「これもあれも付いてこの価格
」っていうのが良いですよね。
ショールームの売れ筋情報と、スタッフの主婦感覚で取捨選択していきます。
メーカーさんイチ押しの新アイテムをバッサリ切ったりもします。
メーカーさん、ごめんなさい。
そして価格です。
３社同じ価格でこそ、より良い設備やよい良い質感の設備を選べますよね。
実は水回り４点セット（キッチン、ユニットバス、洗面台、トイレ）でも各社微妙に得意・不得意があります。
メーカーさんは４点セットでまとめてくれるなら一括この価格で！みたいな提案をしたいのです。
でも、最近のお施主様はお好みがはっきりされているので
キッチンはA社、ユニットバスはB社、トイレ・洗面はC社にしたい、と思うのです。
もしくはキッチンはあこがれのD社のものにしたい！もありますね。
メーカーさんには申し訳ないですが、サンキハウスでは4点バラバラで
お施主様が自由に組み合わせられるようにしています。
４点まとまらなくても、お値引き率はまとまった時と同じでね！というお願い付きで
3社から出てきた提案を並べて、見劣りするものが無いかを検討し、
場合によっては再提案をお願いし、ようやく標準が決まります。
今年はまだ1社の見直しが始まったばかりです。
1か月くらいで今年度の仕様が決めたいな、と思っています。
☆ ★ ☆ サンキハウスの施工事例 ☆ ★ ☆
投稿者プロフィール
- 二級建築士・インテリアコーディネーター
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