160万円補助金、GX志向型住宅ってなに?

2024年末に発表された新築住宅の補助金に
「GX志向型住宅」という新たな種類が登場しました。

160万円補助金と言ったほうが興味がわくかも知れません。

 

GXって何?
グリーン・トランスフォーメーションの略称だそうです。

志向型って、どういう意味?
これから、これを目指すと言うことでしょうか。

 

要件は3点
①断熱等性能等級6以上 UA値=0.46(6,7地域)
②再エネを除く一次エネ消費量の削減率35%以上
③再エネ含む一次エネ消費量の削減率100%以上

子育て世帯などの家族構成に制限はなく、シンプルな条件の補助金になってます。


GX志向型住宅とZEH水準住宅との補助金比較

項目GX志向型住宅ZEH水準住宅
断熱等性能等級断熱等級6以上断熱等級5以上
一次エネルギー消費量削減率再エネを除き35%以上削減再エネを除き20%以上削減
再生可能エネルギー導入後の一次エネルギー収支100%以上削減(正味ゼロ)100%以上削減(正味ゼロ)
補助金額最大160万円最大40万円(建替えの場合60万円)
対象者すべての世帯子育て世帯等

断熱等性能等級6以上はもう説明の必要はないと思いますが、
HEAT20のG2以上の外皮性能が必要です。

再エネ含む一次エネ消費量に削減率100%以上は今までのZEHと同じです。
屋根に載せる太陽光発電でその家での消費エネルギー(家電を除く)を賄えれば良いです。

問題は②再エネを除く一次エネ消費量に削減率35%以上ですね。

 

削減率35%以上って、どこで確認すれば良いのでしょう?

BELSを取っているなら、評価書を見ると分かります。

「再エネなし」の削減率を見て下さい。 この例では39%です。
再エネ含む100%以上もこの例では137%です。
(※赤丸で囲んだ数値参照)

 

どんな性能の住宅がGX志向型住宅になるか?ですが、
在来工法木造の場合は、105㎜厚の壁の充填断熱だけでは難しそうです。
付加断熱が必要になると思います。

2×4工法の場合は、2×6(140m㎜)の外壁の充填断熱なら
断熱等級6+位のUA値(0.4前後)になるので、外壁2×6にすれば取れます。

 

新発売のサンキハウスの規格住宅「ラ・クープ」(LaCoupe)ならGX志向型住宅になります。
お値打ち価格の「ラ・クープ」は、160万円補助金も標準仕様でゲットできます。☘️


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伊豆川達也
伊豆川達也宅地建物取引士