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壁の直下率が大事
お盆休みが終わったら急に涼しくなってきましたね。
今年の夏は早くから暑かったので、秋になるのも前倒しなのかな。
今年から始めたSUP🏄🏻♂️もあと何回行けるかなと思案中です。
ウエットスーツ持ってないしね。💦
時々ですが、
「自分で考えた間取り」で家を建てたいというお客様がいらっしゃいます。
耐震とか断熱・気密とかお金の問題もあるので専門家に任せて戴いた方が良いと思うのですが、
一生に一度の事、色々考えてみたいのも分かります。
中には一杯勉強したのか、そこそこ行けるかもという間取りを考えて来るお客様がいました。
吹き抜けがあり、壁を増やすか移動させないと耐震的に問題があるのですが、
少し直せば概ねよさそうな間取りです。
そこで、次のチェックとして「壁の直下率」を計算してみました。
2年前の熊本地震で、耐震等級2の新しい在来工法の住宅が倒壊して話題になりましたが、
のちに上下階の壁の直下率が6割未満だった事がわかっています。
この直下率、簡単に計算できます。
(1)2階の間取りに青色のマーカーで1階の壁を書き写します。
(2)2階の間取りの壁を黄色のマーカーでなぞります。
(3)青と黄色のマーカーが重なったところ(緑色)の壁を合計します。
(4)緑色の壁の長さ÷黄色と緑の壁の合計を計算します。
以上で終わりです。
この例では、緑が33.5P、黄色と緑の合計が55Pでした。(Pとは91cmの壁一枚のこと)
33.5/55=0.609
ゆえに直下率60%をクリアーしていました。
2階に寝室や子供部屋を作り、1階に大きなLDKを希望されるお客様が多いので、
この直下率は結構厳しいチェック項目になります。
ご自分で間取りを考える際に計算してみるのも良いのではないでしょうか。☘️
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