ZEH以上の家に補助金?続き

本日は大安につき午後4:00から地鎮祭を行いました
雨になりそうな気配もしましたが、滞りなく済ませることができました。
図面の上での2Dだったお話ですが、現地の地縄を見るといよいよ現実になるのだなと感じます。

4時からの地鎮祭は珍しいのですが、ご祈祷も終わり現地での諸々の確認を終え
ご近所にご挨拶回りをしたのはそろそろ5時でした。

土日の午前中や午後早めの地鎮祭だと、ご近所にご挨拶に伺ってもお留守のお宅も多いのですが、
さすがに平日の夕方、ほぼ皆さんご在宅でお施主様とお顔合わせもできたので
この時間の地鎮祭も悪くないですね😄

💐     💐     💐

先週から、すでにお引き渡しをしたI様邸の仕様で
CASBEE評価が終わりました。

CASBEEの正しい評価をするには講習を受け試験に合格し、
認定されたCASBEE評価員が行わなくてはなりません。
私はCASBEE評価員ではないので、今回の評価もあくまでも社内検討用です。

それでも評価の資料として弊社の仕様の細かい資料が要求されるので、
自分でやってみて調べて良かったなと思います。

資源活用の中で「持続可能な森林からの木を利用している」という項目があります。
無秩序に伐採された木は使わないということです。

弊社は2×4工法を採用しており躯体に使う木はカナダ産です。
カナダには広大な森林がありますが、
年間に伐採できるエリアを決め計画的に生産しているそうです。

まさに持続可能な森林ですが、カナダ産の木は日本のCASBEEでは評価されているのでしょうか?
躯体を供給しているパネル屋さんに聞いてみると、
カナダ産林産業審議会が国際的な森林認証を取り、
それが日本でも認められているということでした。

国際認定の他にJAS規格も取っており、最高レベルが取れる木材でした。

建材の供給者であるメーカーには廃棄物を効果的にリサイクルできるように
広域認定制度というのがあります。

この認定を取ったメーカーの建材を使うようにすれば
工場での生産過程、現場での加工過程、将来家を解体するときの過程
それぞれで出た端材や使い終わった建材が
ただのゴミにはならないわけです。

私たち工務店がそのような点まで注意してどの建材を使うか
決めなくてはいけないということですね。

そんなこんなで、自分たちが提供している家は
一体どんなものなの?とかなり細かく調べて評価をしたところ、
「戸建ての環境効率」では見事☆5個、Sランクでした。

ところが「ライフサイクルCo2」、すなわち家が建ってから壊されるまでに
どれくらいのCo2を排出するのかでは☆4つにしかなりません😥
あれ?
実はこっちの☆の数が補助金には重要なんですけど…💦💦

仮定で色々な数値を変えてみて
どうしたら☆が5個になるかと思えば?

何のことはない、太陽光発電の発電量のようでした。
大きな太陽光発電パネルを載せなさいってことです。

さんざんいろんなこと聞いておいて
結局ここ?という結論なので、ちょっと興醒めです。

それでも仮ではありますが、サンキで建てたI様のお家は
堂々と環境に配慮された家と言えそうなのは良いことです。

で、補助金はどうなるんですかね?

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆
NEW
北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

高天井がもたらす開放感と木の家具や建具に漆喰壁が醸す心地よさ

北欧のサマーハウスのような白いカバードポーチのある家

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家
NEW
スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家</a

投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター