30年前の最新キッチン

サンキハウスは昭和38年(1963年)に先代が創業し、
今の社屋に移ったのが昭和47年。
それから45年経っています。

大概の会社は途中で大規模改築などするのでしょうが
弊社では小規模なリノベだけで、
なんとなくそのままで来てしまいました😅

さすがにここにきて変化を!ということで
リノベ計画が持ち上がっておりますが、
まずは、溜りに溜まったものの片づけから🚛🚛

なにしろ雑誌類がたくさんあります。

昭和62年1月1日発行
新・住まいの設計ブックス
『一流システムキッチン』なんていうのがありました。

1987年、ちょうど30年前ですね😄
今、マイホームを考えていらっしゃるお施主様の
お母さまが読んだかも?


出ました、カナリア色。丸い取っ手もその頃っぽい。


あった、あった、こんな色合い。
取っ手や色に時代を感じます。


こちらのキッチンは今でもありそうな色。
木目なのも逆に今風です。

カウンター(天板)は人工大理石もありますが
シンクとカウンター一体型なんて最近のこと。
継ぎ目があるのが当然でしたね。

そして水栓金具。

「混合水栓が主流。
水と湯別々のハンドルを使う二ハンドル式と
一本のレバーのシングルレバーがあります。
シングルレバーが便利ですが、価格はかなり高価です。」

だそうです。

今では当たり前のシングルレバーも
お母さまの時代には憧れだったのですね。

輸入キッチンは意外と現代風です。

北欧風キッチンですが、なんと収納が引き出し。
日本のキッチンで引き出しが主流になったのは
ここ10年くらいではないですかね?

最後にキッチンプランも見てみましょう。
この号には80ものキッチンプランが載っていますが
対面型の配置はたったの12。
ほとんどは壁に向いて料理をするI型です。

現在は逆で12プランが壁付けか独立型キッチンという
割合でしょうか。
これも時代ですね。

60年前から30年前の30年間では
流し、コンロ(もしかして竈?)から
システムキッチンへと大きく変化しました。

そう思うと30年前から現在までの30年間は
デザインの変化はあってもそんなに
大きな変化はありませんね。

30年後のキッチンはどうなっているのでしょうね?
自動調理器になっていますかね?

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター