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『本当に』お勧めの断熱材
ホームページのTOPICSでもお知らせしていますが
今週末は「公開気密測定と構造見学会」です。
構造見学会は地味なんですよね。
全体のデザインも造作もできていなからわからないし
間取りすらはっきりしません。
ですからご案内しても
「よくわからないから…」と敬遠されてしまいます。
でも、でも、よくわからないからこそ見て欲しいです
何千万円もするお買い物です
構造と性能こそ、絶対ミスってはいけないところです
話だけではよくわからなくて「おまかせでいいかもっ」て思っていても
きっと、見れば「そうなんだ!」でスッキリです
サンキハウスでは、建材の選定は社長が行っております。
国内の業界紙だけでなく、海外のサイトなども見ているようで
全て、選んでいるものには理由があります。
(いつも理由、聞いて聞いてって思っています)
例えば断熱材は袋に入っていないグラスウールを使います!
実は最近よく聞く発泡断熱材は9年前、自宅の新築時に試しています。
専門業者の施工後、2階の勾配天井を見上げたら光が漏れ入ってきていて…
あれって隙間だよね?高気密はどこへ行った?
うーん、これはお客様のお家には採用できない、という結論でした。
ですが、このごろ高気密・高断熱を謳う工務店では
発泡断熱材のアイシ〇〇を使う会社がかなり多いようです。
これはもしかしてとても良いものなのか?
サンキハウスでも検討すべきなのか?
アイシ〇〇は吹付断熱材の中では別格のようで
施工が簡単、永久保証付きとなかなか魅力的です。
魅力もありますが、グラスウールよりも高額な断熱材です。
長期優良住宅の場合、防湿工事か【防露特認】仕様が必要だったりします。
これもお金がかかります。
そしてあるブログで見つけてしまった一言、
「静岡ですが、充填断熱材を使っていると解体費が倍です。」
張りついた断熱材を分類して処分するのは大変な手間だそう。
古い家の解体でだけでなく、リノベーションで外壁を壊すこともあるでしょう。
最後までお金がかかるのですね。
そもそも、グラスウールは悪者でも古い断熱材でもなく
とっても優れた断熱材です。
コスパもです。
お金をかけないで高い気密断熱効果があってこそ
「本当の」お勧めではないでしょうか。
ただし「きちんと施工すれば」という条件付き。
ここが大工さんの腕と監督さんの監理能力によるところが大きく
施工不良なのに、グラスウールが悪い断熱材のようになってしまいました。
サンキハウスでは経験豊富な大工さんにお願いし、
監督が目を光らせて施工をチェックし
最後に、全棟、社長による断熱材と気密防湿シートの検査もしています。
きちんと施工したグラスウールが
現時点では一番お勧めの断熱材だと思います。
▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲
9/17(sun)・9/18(mon)『公開気密測定&構造見学会』
☆ ★ ☆ サンキハウスの施工事例 ☆ ★ ☆
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- 二級建築士・インテリアコーディネーター
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