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今週末まで!「芹沢銈介生誕130年記念展」型紙~美しい染物への約束~を観覧してきました

前回のブログで書いた展覧会「柚木沙弥郎(ゆのき さみろう) 永遠のいま」があまりにも良かったので、染色の道の師である芹沢銈介の美術館にも行かねば!と思い、訪問したのはまだ残暑厳しい10/13でした。時間が経ってしまいましたが、いよいよ「芹沢銈介生誕130年記念展」型紙~美しい染物への約束~が今週末12/7(日)までなので、様子をお伝えします。

柚木沙弥郎は大きな柄が多かった印象ですが、芹沢銈介は細かい柄・模様が多く、使っている色もカラフル。日本的な染物がたくさん展示されていました。そして展示のテーマである型紙もそれはそれは細かくて、これを小刀で彫っていたいたことを想像するだけで目がチカチカしちゃいそうです。

型紙と、それで作られた染物が一緒に展示されているので、これがこうなるのかぁ、とじっくり味わう楽しみがありました。そして、もう1つワクワクしたのが、「芹沢銈介の家」

芹沢銈介の没後に東京の蒲田から移築した建物で、写真奥の照明はフィンランド製なんですって。芹沢銈介が収集した家具や世界の工芸品が雰囲気良く飾られていて、とても素敵な空間でした^^

さて、芹沢銈介美術館は登呂博物館・登呂遺跡のお隣にあります。この日は古代米の収穫体験をやってたので、子供たちに稲刈り体験をしてもらいました。ちゃんと石包丁で刈るんですよ。

弥生時代の衣装の職員さんからレクチャーを受けました
古代米と白米を一緒に炊きました。タッパーでごめんなさい。。。

うるち米1合に対して、古代米を大さじ1混ぜて炊飯すると、赤飯みたいなほんのりピンク色のご飯になりますよ、との案内があったので、帰宅後に籾殻を取り除いてみたのですが、この作業が本当に大変で・・・炊飯できる量になるまで2週間かかりました。脱穀と籾摺り・・・手作業辛い・・・弥生時代の人たちすごい・・・まだ収穫した稲の状態のお米が家にたくさんあります。古代米が気になる人は、秋ごろに登呂博物館のHPをチェックしてみてくださいね!

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柴田恭子
柴田恭子