スタッフブログ

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くすみカラーで作るくつろぎの空間

先週のお休みに大阪万博に行ってきました。
始まる前は開催に懐疑的な見方をしていたのですが、いざ始まってまわりで行ったという人が増えてくるとなんとなく行っておこうかなと思ってしまいました。
なんだかんだ言っても、流されやすいタイプのようです😅

お目当ての大屋根リングも近くで見ると木造で大したものを作ったものだ、と感じます。整然と並んだ木がきれいです。各国のパピリオン全部はとても見て回れませんでしたが、アゼルバイジャンの建物が繊細なレースのようで印象的でした☺️


ミラノサローネ2025のトレンドカラーとインテリアのヒント

毎年4月に開かれる世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」。若手からベテランまで、世界中のデザイナーやメーカーが集まり、最新トレンドが発信されます。
先週そのような報告会で、著名なインテリアコーディネーター・新井詩万さんのお話を伺いました。

2025年のトレンドカラー

今年注目のカラーは以下の3色です。

  • モカムース:オレンジがかったくすみサーモンオレンジ
  • ホライゾングリーン:モスグリーンやオリーブグリーンのようなくすんだ緑
  • バーガンディ:赤ワインのような深い紫がかった赤

いずれも「くすみカラー」。ここ数年続く人気で、自然素材と調和し、落ち着いた空間を演出できます。

トレンドスタイル:「マキシマリズム」

新井さんが紹介していたもう一つの大きなトレンドが「マキシマリズム」。
今までのミニマリズムが色や物を極力抑えるのに対し、マキシマリズムは異素材や多彩なデザインをミックスして楽しむスタイルです。

  • 和×モダン:すでに「ジャパンディ」として定番化
  • 60~70年代×モダン:ラタンやレザー、復刻版家具の人気上昇

ラタンは「おばあちゃんの家の家具」という印象もありますが、若い世代には新鮮に映るそうです。

自宅でトレンドを取り入れるなら

インテリアの流行も徐々に変わっていきます。今のトレンドではないからと好きなテイストを変える必要はありませんが、年とともに変化が欲しくなるもの事実。クッション、花瓶、絵画など小物で十分トレンド感が出ます。

実際に、La Coupeのカタログ用に描いたイラストで、トレンドカラーを取り入れた「くつろぎのヌック」をご紹介します。


くすみグリーンバージョン

バーガンディバージョン

トレンディになったでしょうか?

投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター