インボイス制度が始まりました・・・

こんにちは、柴田です。
経理部門としては見逃せない、「インボイス制度」が10/1から始まりました。
個人事業主やフリーランスなど、今まで免税事業者だった人だけの問題と思って、あまり関心がない人もいるかもしれません。
ですが、これは一巡り巡って一般の消費者にもかなり関係のある制度です。

インボイス制度について簡単に説明します。
・・・と思って文章を作っていましたが、簡単には説明できず、ものすごく長い文章になってしまったので、やめます。
代わりに、国税庁のリンクを貼ります。「インボイス制度の概要

インボイス制度のせいで、経理の3人に1人が「辞めたい、転職したい」と思っているとか。
それはなぜかと言うと・・・

受け取った請求書や領収書がインボイスの条件を満たしているかどうかの確認をします。
条件を満たしていないと、インボイスとして認められないので、
条件を満たすように(不足事項は書き足して欲しいなど)取引先に連絡します。
・・・他にも書ききれない細かくて面倒な仕事がものすごく増えています。
そのせいで、日本全国の企業の経理部門の生産性が10/1以降、ガタ落ちしたことでしょう。
生産性が落ちるということは、余計なコストが発生するということです。
余計なコストが発生すると、会社の利益が減少します。
それを補うため、最終的に、企業は商品の値段を上げるでしょう。

よく、価格改定のお知らせを目にするときは
「材料調達価格の高騰により、やむを得ず・・・」なんて書いてありますが
「インボイス制度が始まって、経理の仕事が増え、人員を増やす必要があるため、やむを得ず・・・」なんて理由はあり得なくもないです。

工務店だけでなくハウスメーカーも、家を建てる工程には、たくさんの職人さんが関わっています。
その中には今まで免税事業者だった人もたくさんいて、インボイス制度が始まることで、悩んだり、不安になったり、困ったりと大変な思いをされたことと思います。

きっと実務を知らない役人が考えた制度なんだよなー、
やるにしても、もっと余計なコストがかからない、素敵な方法を考えて欲しかったなー
と請求書が届く度にため息が出てしまうのでした。

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

大好きなカフェの居心地が叶う家

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家