2×4工法を選べる幸せ

2×4工法が日本に導入されたのは100年以上前、そしてオープン化されて今年で48年です。
日本由来の工法である在来軸組工法と並び住宅工法の双璧を担って来ました。

日本ツーバイフォー建築協会のHPにあるシェアのグラフを見ると、2016年位までは
順調に右肩上がりで伸びてきたシェアですが、ここに来て横ばいから若干下降気味で
推移しています。

現在11.1%のシェアは住宅9棟の内1棟は2×4工法と言う事になります。
(ただし、この中には〇条工務店などのプレハブメーカーは含まれません。実際はもっと多いのです。)

 

日本最古の2×4建築は札幌の時計台なのは有名ですが、住宅としては大磯町に現存する
『旧木下建平邸』と言われています。

この住宅、1912年竣工なので今年で築110年だそうです。
また、札幌の時計台と違いプラットフォーム構法での2×4工法なので、現在の2×4工法と
ほぼ同じ作り方です。(札幌時計台はバルーンフレーム構法)

ちゃんと手入れすれば長持ちする2×4工法なのです。

2×4工法は全国で木材、釘・金物、寸法に至るまですべて統一規格の建設工法である事は
あまり知られていません。2×4工法に亜流はありません。

翻って、在来工法には統一規格はありません。場所が違えば寸法、木材、金物、方法まで
千差万別、出来上がった住宅の強さも違うのが在来工法です。(ですから構造塾が必要なのですね。)

 

時代は少子高齢化、人手不足、円高と重労働を伴う住宅建設にとって逆風です。
以前にお伝えした、在来軸組工法もパネル化して現場仕事を減らそうという流れが出て来て
もっと合理化した建築が望まれます。

世界に目を向けると、木造住宅はパネル化が必須で、2×4工法の普及が止まりません。
中国やアジア、ヨーロッパにまでその勢力を広げています。

片や在来軸組工法は日本でしか普及しておらず、ガラパゴス化がここでも顕著に。
(注)法隆寺などの伝統工法と在来軸組工法は違うものです。在来軸組工法の歴史は古くありません。

 

100年以上前から日本に存在する2×4工法。
合理的な作りだから世界で普及しています。
国産スギ材を使った国産材2×4工法住宅も可能になった今、2×4工法住宅を建てませんか。☘️


▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲
現在ご案内できるイベントはありません。

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

大好きなカフェの居心地が叶う家

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家