面で捉える

テニスの話ではありません。😁
建物にも面で捉えた方が良いと思える部分が数多くあります。

線で捉える事が日本の軸組構造(在来工法)の基本でしたが、そこに面で捉える
ツーバイフォー(2×4)工法が入って来て、それ以来在来工法でも取り入れられて来た考え方です。

2×4工法のモノコック(6面体)構造

水平構面と呼ばれる構造部位があります。 床面や天井面、屋根面です。
元来、日本の軸組構造(在来工法)にはほとんどなかった考え方です。
「ほとんど」と言ったのは「火打ち梁」と呼ばれる構造材が「面」を意識していたかも
と思われるからです。(どちらかと言うとスジカイと同じ考え方かな?)

面を考えたとき、次の展開としては部材の結合で大きな面を作る事だと思います。
残念ながら、日本ではこの考え方も取り入れられていません。

これは野地板と言う、屋根の下地ですが今でもこの様な製材した板を横張に
列を揃えて張る方法が一般的です。(通称、イモ🥔張りと呼びます。)

野地板は大きくても幅12cm位、長さ2m位でしょうか。
張り詰めていても、一枚一枚がそれほど大きくないので面としての一体感は
余りありません。あくまで下地材としての部材であり、面として強さがあるかは
疑問です。

次に、板材を合板にする事で一枚一枚が大きくなり、面として強さが出てきますが、
これはどうでしょうか?

一枚が大きくなり、強さは幾分野地板より期待できますが、張り方が問題です。
列を揃えたイモ張りになっていますね。

張り易さが優先していて、「面」としての考え方がないのでしょう。 残念!

ツーバイフォー(2×4)工法は以前から屋根や床の合板は千鳥張りで施工するように
マニュアル化されていました。 ですからこの様になります。

どうですか、合板の半分をずらして、上下に半分ずつ重なる様(千鳥)に張るのです。

これは小さな工夫です。 しかし、面として考えた時、大変優れたアイデアですね。
弊社は外壁にもこの考え方を取り入れています。

弊社押しの外壁仕上げは「塗り壁」ですが、その塗り壁の漆喰の下に張られる下地材を
この千鳥張りにより施工しています。

千鳥に張られた下地材をメッシュシートで覆い、モルタルで壁全体を固めるとこうなります。

塗り壁は外壁材ですが、構造耐力の余力となることが期待できます。☘️


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