上水道管あれこれ

先日美容院に行ったら興津の布団屋さんの話題になりました。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で
新貝ふとん店というお店が紹介されたそうです。

美容師さんは偶然にもこのお店の布団を使い始めたら
確かに長年の腰痛が調子良くなったのですが、
お値段は決して安くはないので、半分詐欺も疑っていたそうです。

番組でここまで布団に職人魂を込めた店主の姿を見て
改めてその布団の良さとお値段に納得したとか。

22日に再放送があるとのことなので見てみようと思います。

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新たに家を建てる時には電気、水道、ガスのライフラインの確認が必要です。
電気は近くの電線から繋げればOKです。
ガスは全面道路にガス管が通っていれば、ガス会社さんが敷地まで引き込んでくれます。
下水道の引込工事は市の負担です。

同じライフラインでも上水道の引込は少し違って全部自費です。
大抵の分譲地や、建て替えの場合はすでに上水道菅が引き込まれていますが
元駐車場や元畑のような土地はそうとは限りませんから
予め工事費を資金計画に織り込んでおく必要があります。

自己都合で公道を掘るのはいろいろな規制もありけっこう高額な工事です😓

さて、現在ご相談を戴いているO様の場合は
古い家を解体更地にしたところに新築の予定です。
敷地には古いタイプの細い鉛管は来ていますが、
新築を機に新しくしたいと考えています。

O様の土地は私道に面しています。
私道は私有地なので公の水道管は通っていません。
ということは遠くの市道からご自分の土地までの距離を
延々自費で水道管を引っ張ってこないといけないのです。

ただでさえ高額な公道を掘る工事に加えて
長い私道を掘る工事費も追加されてしまいます。

水はなくてはならないライフラインなのに、
私道か公道かで負担が違うとは、なんだかすっきりしない話です😞😞
(静岡市のケースです。自治体により違いがあるかもしれません。)

上水道と言えば先日お施主様宅で珍しい実験をしました。
親御さんのお家の横にA様がお家を建てる計画をしています。
新たに上水道菅を引き込むのは上記のように工事費がかさみます。

個人のお宅なら20㎜管が一般的ですが、たまたま親御さんのお家には
太めの25㎜の水道管が敷かれていました。
静岡市の場合、25㎜管を途中で2本の20㎜管に分岐することは可能なので
水道工事代はだいぶ安く済みます。

問題は親御さんの家が3階建てで水回りが2階と3階なこと。
分岐しても上の方まで十分な水が届くのか心配です。

そこで、水道屋さんか25㎜のメーターの先に20㎜メーターをつなぐ
工事をして一晩様子を見てもらいました。

(右側の青い25㎜メーターの先に白い20㎜メーターを挟んでいます。)

結果は親御さんの家で支障は無く、分岐することができそうです。
25㎜管を敷いておいてくださった親御さんに感謝です😄😄

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター