冬が危ない温暖な静岡県

静岡ではまだ冬とは言えないほど暖かい日が続いています。

けれども、北国では雪が平地でも降り始める予報がでていて、
昨年よりも寒い冬が予想されています。

北海道ではスキー場もオープンしたとのニュースが流れ、コロナも怖いけど、
スキーにも行きたいなと心の中で葛藤している今日この頃です。😝

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コロナウイルスが猛威を振るっている北海道ですが、冬に亡くなる方の割合が全国一少ない
と知っていますか？

（12月～3月の月平均死亡者数が4月～11月のそれに比べて多い割合のランキング）

これは慶応大学の伊香賀研究室の「健康長寿を実現する住まい環境」の研究から導き
出されたグラフですが、北海道の冬の死亡増加率が全国一少ないのです。

死因が血管と呼吸器の疾患が全体の6割を占めていて、冬の温度差（ヒートショック）によるものと
考えられます。
北海道の住宅は高断熱・高気密化が進んでいて、室内の温度差が少ないためヒートショックに
なる方が他県より少ないと考えられます。

コロナも怖いですが、このヒートショックの方が全国で200倍も多くの人が亡くなっている事実は
あまり知られていません。

特に入浴時に起こるヒートショックですが、脱衣室の室温を15℃以上に保つ事が良いとか、
湯温が41℃以下での入浴が好ましいとか、温熱環境と健康についての研究をされています。

また、お年寄りだけでなく幼児の疾病と暖房方式との関係についても研究されていて、
燃焼系暖房器具（ストーブなど）よりもエアコンの方が、アレルギー性鼻炎に罹らないとの
報告もあります。

温暖と言われる静岡が日本のワースト７位である事実を重く受け止め、北海度並みの
温熱性能を持った住宅がここ静岡でも増える事を期待します。☘️

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