外観からプランを考える

一度覚えたWEBセミナーの味はなかなか良いので
都合が良ければ積極的に聞くようにしています。

水曜日にはプランニングについてのセミナーがありました。
休日で出かけていたのですが、帰りの車の助手席でも聞けるのがWEBセミナーの良いところ。

内容は「プランニングは外観から考えろ!間取りから考えるな!」というお話でした。
間取り優先で考えて外観がヘンテコになってしまった家ってありますね。
出っ張りが多い、妙に角角した家とか、
引違い窓がこれでもか!と言わんばかりに南側にならんでいる家が良くない例でした。

一方、外観が恰好が良い家と紹介されたのは7.28m幅の家で南側は全部窓という施工事例でびっくりしました。
講師先生は在来工法を採用されているようです。
在来工法は自由度が高いと言いますが、こんなデザインの家も許されるのですね😲😲
(さすがに耐震等級の質問には答えを濁していましたが😓😓)

サンキハウスが採用している2×4工法では7.28m幅の家なら耐震上1.82m分の壁が必要になります。
(91㎝の壁2カ所でもOKです)。
南側全面窓の家は無理なのです。

在来工法でも2×4でも耐震等級3ともなればどうしても壁が必要になりますが、
一口に耐震等級といっても在来工法と2×4では必要な壁の量(長さ)が1.5倍程違います。

壁が多ければ多いほど耐震的には安心できるので良い事のなのですが
デザインのみで考えると2×4は分が悪いな、と感じます。

そうはいっても制限がある中でも、できるだけのことは考えるべきです。
お施主様のお家のプランニングの課題があるのですが、
さっそく外観イメージにうまく間取りがはめ込めるか試行錯誤をしてみる予定です🏡😄

🎇     🎇     🎇

窓と言えば、お休み中に明治から昭和初期にかけて建てられた洋館を見てきました。
そもそもが大きく豪華な家ですが、天井が高くて凝った装飾が多く見ごたえがあります。

中でも装飾された窓が可愛かったです。

鉄のサッシだし、一重ガラスだしとても寒くて現代には使えませんが、おしゃれさは一級品です👏
一枚でもこんな窓があれば楽しいでしょうね✨

上の写真は樋もチェック!こんな風にデザインされた樋なら正面にあってもOK、
むしろ積極的に正面に持ってきたい🙆

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター