地味に配管の検討

世間の流れはZoomによるWeb会議ですが、
実は今週の初めに「初めて」Zoomしてみました。

5月の在宅ワーク中もWeb会議はあったのですが違うシステムを使っていましたし
何と言っても「できない~💦」と叫べば社長が設定をしてくれるので大変スムーズでした。

今回はインテリアコーディネーター協会の会議でしたが
ZoomだってログインすればOKでしょ?と楽勝に思っていました。

定刻5分前にログインしてもあれ❓繋がらない⁉️
ログインできません、パスワード違いますのアラートばかり。
他のメンバーも似たり寄ったりで、全員揃ったのは30分後…
zoomの無料時間は40分😨

今日はこれから壁紙のリリカラのZoomセミナーに参加予定です。

55分後…

メーカーさんのセミナーでもスタートはもたつきました。
良かった、慣れないのは私だけではなかった😅

メーカーさん所属のコーディネーターによるコーディネートと
そのポイントの説明がなかなか良かったです。

Webセミナーは出かけなくても良いので時間的には相当助かります。
気軽に参加してスキルアップに役立てていきたいです😄

🧸     🧸     🧸

今日はWebセミナーの後は社内会議です。
お施主様の家のプランが決まったら、社内で着工会議を行います。

設計段階ではお施主様のご希望と耐震を最優先で考えているのですが
検討すべきはそれだけではありません。

換気システムのダクトをどこに通すか、は重要ポイントです。
太いダクト3-4本を1階床下から2階の床下まで通す必要があるので、
パイプスペース(PS)が必要です。

2階床下にまで持ち上げたダクトを、今度は床下を這わして各部屋まで伸ばします。
伸ばす方向を検討してPSの位置を変えたり、床根太の組み方を変えることもあります。

基礎の検討も重要です。

基礎の中では「立ち上がり」という壁が床上の構造を支えていますが、
立ち上がりのために、基礎内がいくつかのブロックに分かれてしまいます。

あるブロックから隣のブロックに行かれるように「人通口」という切れ目がありますが
人通口には上下水道、ガス、先ほどの換気システムのダクトも通すので
人が通れるほどのスペースが残らないこともあります。

今回も人が通れなくては点検ができないので点検口の追加をお願いすることになりそうです。

PSの追加・変更や点検口の追加は必要でも、どこでもいいわけではないので
社長、監督、コーディネーター、設計がそれぞれの立場で検討し
ベストな場所でお施主様に追加をお願いすることになります。

何かを優先すると別のことが成り立たなくなったりと、
地味でちょっと面倒な作業ですが、スムーズな施工には欠かせません😄

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