コロナ後の世界と太陽光

日本におけるコロナの災いはひとまず峠を越えた様です。
しかし、第2波とも第3波とも言われる流行が今秋にも起こると言われています。

多くの方が言うように世界同時に起こったこのパンデミックで
コロナ後の世界はそれ以前とは違う日常になると考えられています。

では、住宅業界を取りまく環境はどの様に変わるのでしょう。

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最近そんな事ばかり考えていますが、なかなか答えは見つかりません。
ただ、大きく変わるだろう業界は想像が付きます。

まずは観光業界、インバウンドと言われる外国人旅行者が戻ってくるのは2,3年先でしょう。
次に、外食産業もフィジカルディスタンス(身体的距離)を取ると店に入れる人数が限られます。
燃料や電力などのエネルギー事業も経済的な無駄を省こうとするので、鈍化すると思います。

エネルギーと言えば太陽光などの再生可能エネルギーはこの先どの様な姿になるのでしょうか。

マスクや消毒液など一時的ですが、外国(特に中国)に依存していた物資
が生産国の都合で輸出しないため、日本国内で入手が困難になりました。

この教訓から、必要な物資は日本国内で製造、調達するべきと気が付きました。
同様に、石油を輸入に頼っている日本は、有事には大変脆弱なエネルギー環境になると言えます。

我々が自前で用意できるエネルギーは再生可能エネルギー(太陽光や水力風力)だけです。
この割合を今以上に増やして行くことが将来的なエネルギー問題に対処できる唯一の道です。

再生可能エネルギーの欠点は、発電が天候に左右される事だと言われています。
必要な時に必要な電力を供給できないと言う訳です。

勿論、それは分かります。 しかし、原子力発電もすぐに止める事が出来ないし、
石油はCO2を発生するし、エネルギーには多かれ少なかれ欠点があるのです。

太陽光の場合の欠点である供給のバラツキは電力を貯める事ができればだいぶ解消されます。
その為、蓄電池が必要なわけです。

また、1家族だけでは限られた電力ですが、それを10000棟束ねる事が出来れば、
大きな発電所と成りえます。

その様に小さな発電を束ねて大きな電力にすると共に充電池で貯める事も出来れば、自由に電気を
扱えるようになります。 これをVPP(バーチャルパワープラント)と呼びます。

出典 https://solarjournal.jp/

アグリゲーターと言われる元締めが各家庭の太陽光からの発電電力を監視しながら、
まず自前で消費し、余剰があればネットワークに売る事を細かく制御する考え方です。

欧州ではこの様なVPPが各地域で出現しているそうです。
エネルギーの地産地消ですね。

日本でも電力自由化により可能になった、このVPPの出現が望まれています。
塵も積もれば山となるこのVPPは非常に有力な電力環境となるのではないでしょうか。
日本にこそ相応しい新しい電力体系だと思います。☘️


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