建築業界は男性の職場というイメージですが、サンキハウスの中心は女性です。
一生に一度といわれる家づくり、「こんな風にしたい!」という希望がたくさんあるお客様のふわっとしたイメージを具体的な形にしていくのが私たちの仕事の第一歩です。

まずはプラン。お客様のたくさんの夢が重なりあっていく場合もあるし、たった一つのイメージからどんどん膨らんでいく場合もあります。お客様のご希望を聞くだけでなく、家事動線や収納など女性ならではの視点も盛り込んだ間取り、勾配天井や小屋裏収納など変化に飛んだ楽しい空間を考えます。パースを描いたり、施工事例の写真を使いお客様が新しく建つお家の想像をしやすいようにお手伝いします。

プランが決まったら内外装のコーディネイト。お客様のイメージをピンポイントでつかむために、国内・海外のインテリア雑誌に目を通し、お洒落な施工事例をピンして自分の引出を増やしています。悩んだときは社内で相談し、アイデアを出し合ってより良いお家を目指します。

お家を建てるときにはたくさんの書類があります。確認申請書類はもちろんのこと、長期優良住宅、ZEH、耐震等級3など一軒のお家に何通もの申請書が必要な場合もあります。何十枚もの図面と計算書と資料に埋もれ、時間に追われながら作る申請書ですが、法令順守と性能と安心の根拠がこの作業に掛かっています。

お家づくりに欠かせないのがお金のお話。いつでもご希望は叶えたい、でも予算が…というジレンマを抱えながら、予算内で収まる素材、工法、デザインを検討しています。業者さんに何回も見積もりをお願いしたり、図面を描きなおしがあってもお客様からの笑顔のGOサインがあるから頑張れます。

建築が始まりだんだん形になっていくお家。現場で現場監督や職人さんと一緒に造作工事の検討もします。プランどおり、想定どおりになっているか、お客様目線になって現場のチェックを行うのも大切な仕事です。また、お客様にとって一生に一度かもしれないお家づくり、ほんの一部でも体験して楽しんで戴きたいと塗り壁体験やタイル貼体験、塗装体験を企画します。 体験はお客様中心ですが実際は自分もやりたくてウズウズ。建築女子は自分で作るのも大好きです。

いよいよお引渡し、そしてお客様の新しいお家での生活が始まったら1カ月後、6か月後にアフターケアの訪問をします。家具が入り、小物が置かれお引渡し時よりずっとお客様らしさが増えたお家訪問は楽しみです。そして「快適です!」「新生活、楽しんでいます!」の声でお客様と私たちのお家づくりプロジェクトが終了します。

サンキハウスでは社内全員で一軒のお客様のお家を作り上げたいという気持ちから、担当が途中で交代することがあります。複数の担当が関わることで困ったときは相談しやすく、違う視点からのアイデアが出たり見落としに気づくことができ、お客様のお家の品質向上につながります。