2×4は地震に強い!耐震性について

数ある建築工法の中でも、優れた耐震性を持つことで知られる2×4。
床、壁、天井が6面一体になっているので、揺れを面全体で受け止めることができ、在来工法で建てられた住宅などに比べて地震に対して抜群の強さを発揮します。

静岡県静岡市の工務店Sanki Haus(サンキハウス)・在来工法と2×4工法の比較

【在来工法】
地震や台風などにより、いろいろな方向からの力を、 柱や筋カイで支えます。 力は特にその継ぎ目や 1本1本の部材に集中してかかります 。

【2×4】
いろいろな方向からの力を、床や壁や天井で分散して受けてしまう6面体構造。
分散された力は小さくなり、変形も起りません。

阪神・淡路大震災の家屋の被害は、全壊が約10万1,000棟、半壊を含めた一部損壊が約28万9,000棟以上でした。
(平成7年4月24日の自治省(現・総務省)消防庁発表より)

このような状況の中、2×4住宅に大きな被害はありませんでした。
日本ツーバーフォー建築協会の調査によると、被災地の2×4住宅のうち96.8%が、とくに補修をしなくても居住可能な状態であったと報告されています。
(残り3.2%は、地盤の移動・液状化及び隣家のもたれかかりにより住宅の一部が損壊)